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先日、ブログを通して 『みつばち』さんに
常磐炭鉱の関本地区にあった繁華街跡が解体されたことを教えていただいたので見に行ってきた。
以前の内容はこちら『フラガールの地へ2』
覚悟はしていたけど・・・ 直に見たら Σ( ̄ロ ̄lll) 愕然とした

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ほぼ同じアングルで撮った解体前の景色

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道の下は完全に崖の状態

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そして!!! 向かい側の建物も・・・

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解体前の状態
1階は、飲み屋さんで2階と3階は独身寮だったそう。

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解体前の状態

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常磐炭鉱の現役時は、炭鉱夫さんたちで溢れとても賑わっていた商店街だったようだ。
ここは、何度行っただろう
大好きな場所だったのに・・・残念でなりません


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2013.10.14 Mon l 常磐炭鉱 l コメント (11) トラックバック (0) l top
ここは、内郷駅
内郷の廃墟たちを堪能した後は、ここからしゅっぱ~つ!

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ちょっとその前に、連絡通路の階段を上ってみると常磐線が見渡せた。
とっ! そこへ『スーパーひたち』が滑り込んできた。ラッキー♪
この『スーパーひたち』が通っている左側の道路が、かつての「好間(よしま)炭鉱専用線」の引き込み線の跡である。

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少し車に乗ってあちこちを徘徊・・・。

すると、鉄道らしい跡地発見。 歩く。

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んんっ!?  んんっ!?

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来たーーーーーーー!!!\(≧▽≦)/

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これは『鬼越隧道』

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いいですね~(* ̄∇ ̄*)デヘヘ・・

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来た道を振り返る。
しかし ここ 蚊が多いこと
虫よけ シューしてきたんだけど効いてない。おかげで腕や顔、体がボコボコで痒いなんてもんじゃない。
こーゆー時にもやはり 『ムヒアルファ!』

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そして歩く。

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汗だくになりながらしば~らく歩いた。
すると! これって線路の跡だよね

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そして藪の間から発見!!!

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またまた
来たーーーーーーーー!!!\(≧▽≦)/

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『好間橋梁』である。
ちゃんと枕木も線路も敷いてある。
これを西に(画像だと左方面)行くと「好間炭鉱」があるのね~

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赤レンガの橋脚もたまらん♪

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マジで疲れたけどここまで来た甲斐があったよ~

ホントは、先週に来る予定だったんだけど、台風17号に潰されたので今回チャレンジ♪
それでも、藪探索にはまだ早い感じ。
冬に来ればもうちょっとよく見られたかもしれない。

体力があったらまた来よう♪


2013.09.23 Mon l 常磐炭鉱 l コメント (4) トラックバック (0) l top
これまで、常磐炭田の炭鉱住宅は、中郷地区・神の山地区と行ったことがあったけど、内郷地区の炭鉱住宅には行ったことがなかった。
中郷地区・神の山地区は、映画『フラガール』のロケにも使われるくらい典型的な社宅だったらしいが、
どうもそれらの地区とはちょっと違う感じのようなので今回お邪魔してみた。

車を止めてさっそく探索開始!
元来の方向音痴がたたって、歩いても歩いてもなかなか見つけ出せなかったんだけど・・・
Oh~ こんなとこにあったのね~
新しい団地の奥に 目標その1発見!
The廃墟だね!

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こういう物干し台 懐かしいなぁ~。

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なんかこういう景色たち、足尾の深沢社宅を思い出してしまった。

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歩いていると、なんとここのおうちから 尋常じゃない大音量のテレビの音が聞こえてきた。
住んでいる方がいるのだ。
白たいビックリ!!!

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昔は、祝祭日にはここに国旗を掲げていたんだよね。

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共同トイレ
この地区には同じような共同トイレが3,4か所あった。

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男性用? 

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1~4まで番号が振ってあった。ってことは、家庭ごとに決まっていたのかな?

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なんてシンプルな・・・

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近くにあった案内図を見ると・・・「遊園地」の文字が♪

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その場所に行ってみると・・・これ遊園地? 公園でないの? まいっか♪

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そして 本日の目標その2 ここは「野間食堂」
誰が何と言おうと「食堂」である!

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通路を挟んで向かい側の「離れ」

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ここのオヤジさんが、ケータイやカメラが嫌いとのことで、中は撮れなかったんだけど、レトロ感満載でスゴイですぅ(^▽^)
ちなみに電話は「元祖黒電話」でした。
白たいは「ラーメン」を200円でいただいてきました。
普通においしかったです♪
ほかに、カレーライスやチャーハン。かけそば、かけうどんなどありましたが、どれも300円もしないお値段でした。
ここは、行く価値ありますよ~♪
白たいも、また行って来ようっと!



そして お腹もいっぱいになり、この後は・・・目標その3である次の探索へGO!



少し歩くと近くには『住吉一坑』の遺構がそびえ立っていた。

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2013.09.23 Mon l 常磐炭鉱 トラックバック (0) l top
久しぶりの常磐炭鉱の探索。
今回は、内郷地区の相撲場跡。
ここは ネットではよく見るんだけど、場所が明確にわからず中々見つからなくて 何度も近くを行ったり来たり・・・。
途中で道路工事をしてたおじちゃんたちに何度も見られ・・・
きっと「あの車 何やってんだ~?」って思われてただろうな
やっと見つけたときは超感動もの♪

当時この付近は、炭鉱住宅の長屋の密集地だったので高台にあった神社はとても目立っててすぐにわかったらしいが、現在は2階建て住宅や3階建ての市営住宅が建っており更にその奥にあったので本当に分かりづらかった。
ここの炭鉱住宅に住んでいた人たちは、毎日送迎バスが来て内郷炭鉱まで(フラガールの地 常磐炭鉱へ3参照)働きに行ってたのね~

まずは入口を発見!

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ここに「山神社」が確かにあった。

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この内郷地区のお相撲場は、昭和26年、炭鉱労働者の余興の一つとして内郷山神社の敷地内に建設された。
足尾で、綱引きが盛り上がって『綱引き専門の練習場』が作られたように、内郷では『相撲場』が作られるほどお相撲が盛んだったのね。

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近代化産業遺産に指定されていた。

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神社らしい階段を上がっていくと・・・
青紅葉がきれいだなぁ~ 紅葉の季節に来たらまたきれいだろうな♪

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やっと見つけたよ~(^∇^)
客席は階段状になっており、ローマのコロシアムをイメージさせるようなモダンな造りだった。

当時は、相撲場の中心に屋根つきの土俵があり、山神社のお祭り 炭鉱夫たちやその子供達の相撲大会などが開かれたり、相撲のほかにも、のど自慢やお芝居など余興の会場としても利用され、大いに盛り上がったそうです。

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夏草や つわもの共が夢の跡
廃探索をするといつもこの句が浮かぶ。芭蕉は本当に心に響く句を残してくれたよな~

現在は、全く使われていない様子で町の公園の一部としてひっそりと残っていました。
草も木も生え放題。木はすでに大木と化していて、どれほど使われていないかを現していた。
こんな素敵な場所、何かに使えそうなのに・・・。

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お相撲場跡を満喫して、上がってきた階段を降り、ちょっとあたりを散策すると、細い道があったので歩いてみた。
帰ってきてから調べたら、
そこは!
なんとっ!

トロッコが走っていた跡だったらしい

まったく気づかずに歩いてたよ失敗した~
ろくに写真も撮ってないし(泣)

で、また少し歩くと
んん!?

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期待したが坑口ではなかった。
近づく

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覗く
入口はコンクリートだったけど少し行くと素掘りのようになっており、支保工がボロボロになっていた。
これは危険かも
どうやらただのトンネルのようだね。

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で、最後におまけ
来たーーーーーーーーっ!!
本物の坑口

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2013.05.14 Tue l 常磐炭鉱 l コメント (4) トラックバック (0) l top
磐城本坑選炭場の遺構
現在は『いわき市』と書くが、以前は『磐城市』という字だったようだ。
ここのすぐ先には、以前行った『みろく沢炭鉱資料館』がある。

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すぐ上にはシックナーらしき遺構が

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車で道なりに行くと いわき市石炭・化石館 ほるるに着いた。
湯本竪坑の巻座 デカい!現在は観光用になっている。
敷地内には、映画や舞台でも有名な『フラガール』の記念館もある。

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昭和22年に昭和天皇が視察にみえた湯本坑第6坑口(斜坑)
昭和天皇は、50度以上もある蒸し風呂状態の坑内に30分以上も入られて炭鉱業務の説明を聞かれたそう。これは結構有名。

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湯本坑西部斜坑 この奥100メートル先には、第5坑口があるらしい!マジ行きたい

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現役当時の湯本坑西部斜坑 カッコイイ~

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湯本駅から各選炭場に伸びている当時の鉄道の跡

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湯本地区は、常磐炭鉱発祥の地「弥勒沢地区」や「磐城本坑」が近いこと、温泉街でもあった為、ことのほか栄えたようだ。ちょっと奥に入れば炭鉱遺構がゴ~ロゴロ。
私も2、3日温泉に宿泊して思う存分探索してみたいものだ(* ̄∇ ̄*)

こちら炭鉱住宅。現在も住んでる方がいらっしゃいます。

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2012.11.08 Thu l 常磐炭鉱 l コメント (10) トラックバック (0) l top
ここは 『弥勒沢(みろくざわ)炭鉱資料館』 めっちゃ山の中にある。
これは坑口ではなくて「坑口をかたどった」資料館の入り口
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車を降りてまず目に入ったのがこれ!
トロッコ?
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マニアックだわ! マニアックだわ~♪ しかも無料ときた(^▽^)
とりあえず 撮影許可をもらおうと施設の人を探したら、お洗濯物を干しているおばあちゃんを発見!
白たい  『すみません。写真撮ってもいいでしょうか』
ばーちゃん『いいですよ~ 中も見てくんなせ。どっから来なすったぃ?』
白たい  『栃木です。』
ばーちゃん『まぁた えらい遠いとこから来なすったね~ ♯◯★◇※‰◎だでねぇ バスで?』
白たい  『いえ 車です。2時間ちょっとでしたよ』
ばーちゃん『車で来なさったぁ?いんや 最近の人はどっからでも車で来っちゃーんだから☆●△◆※◎#なもんだいねぇ』
えっ!?( ̄∇ ̄;) なんか訛っててよくわかんない。でも、 えらい遠いって・・・。隣りの県だよ。2時間ちょいで着いちゃうんだってば・・・
と ここで、館長さんらしきおじいちゃん登場。
ばーちゃん『じーちゃん このお人 とぢぎから車で来なさったって』
じーちゃん『こんなメンコイ人おなごさんが?一人で?大したもんじゃねーが。ささ こっち来なせ』
と、中を案内してくれた。
いやん メンコイだなんてぇ・・・(* ̄∀ ̄)ゞエヘヘ

正直 一人でじっくり見たかったんだけど・・・(汗) ま いっか♪
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これ昔のカメラじゃね!写真機ってやつでしょ! こんな保存の仕方でいいんかい???
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あっ これはすごい。
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ライト付きヘルメットとバッテリー。冗談抜きで1個ほしい♪
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カンテラ三昧
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昭和24年で、月収1万円てよかったのかしら?
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当時の『黒いダイヤ』
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そして、説明を聞いていると、なんとおばあちゃんが麦茶と、福島なのになぜか岩手の和菓子「かもめの卵」を用意してくれた。
ここはおじいちゃんが常磐炭鉱の歴史を伝えたい。と、全て一人で作ったらしい。スゴイな~
しばしいろいろなお話を聞かせてもらって、外に出てくると・・・坑口と上~に山神社
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これは、坑口を再現したもの  
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ここ弥勒沢地区は、常磐炭鉱の発見、発祥の地であり、この周りには、たくさんの軌道跡や飯場などがあったらしいが、今はすっかり自然に還ってしまったらしい。
しかも、今回は真夏に来てしまったせいで、木々が生い茂っていてさらによくわからなかった。
唯一通り沿いから気が付いた坑口。
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これを見つけて、さらになんか見つかるかも~って、ちょっとテンションが上がってしまい、ちっと山を歩いてみようかなって思って、トレッキングシューズとショッキングピンクの登山用ジャンパーに着替え、いざ!って5歩くらい進んだら・・・目の前に ホント目の前に1メートル以上はあるヘビがいた
ぎゃーーーーーーーーーっ!!{%顔モジヒヤッ(シェイク)hdeco%}白たい即撤退。
冬になったらもう一回 来ようっと!

2012.08.18 Sat l 常磐炭鉱 l コメント (5) トラックバック (0) l top
常磐炭鉱シリーズも第3段へ
今回は、福島県いわき市・内郷地区を探索。
いわき→常磐といったら・・・『スパリゾート・ハワイアンズ』それもあるけど
やっぱ常磐炭鉱でしょう(^▽^)

内郷坑 住吉一坑の坑口
右側の坑口が炭車用の「本卸口」、左側の坑口が人車用トロッコの「連卸口」。
独特の石積みが趣(おもむき)があっていいですね~♪
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現役当時の住吉一坑
左側の坑口前に、炭鉱夫が坑道内に入坑する時に乗るトロッコが置いてあるのがわかる。
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坑口の上にある赤レンガの建物は、坑道内の酸欠を防ぐ為、空気を循環させるために作られた扇風機用の建物。
この煉瓦建築はイギリス積みだね!
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内部から見たらこんな感じ
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ここに大きな扇風機があったのね!
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レンガに絡まる草・・・タマラン
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真下にも坑口が
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そして少し道なりに坂を下りて藪を抜けると・・・
キターーーーーーーッ!!!\(≧∇≦)/
ずっとこれを探していたのだよ。『中央選炭工場』
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この内部は、また今度!

常磐炭鉱 すごい規模です。
どーにかして保存してくれないかなぁ・・・

で、お昼は近くの港で海鮮丼を♪
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ごちそうさまでした(^▽^)

しかし 白たいが出掛ける時ってどーしてこう雨降りの日ばっかなんだか(泣)
ホント 典型的な雨女 なんだわ{%雨webry%}
2012.07.18 Wed l 常磐炭鉱 l コメント (1) トラックバック (0) l top
茨城県北茨城市に所在している常磐炭田 関本地区 ・ 神の山地区!

ここは、神の山住宅。
映画「フラガール」で撮影場所として使われた。
映画の中でも何度も登場していて、オープニングで最初に出てくる『世話所』。ボンネットバスが向こうからやってくるエンジン音と古いクラクションの音は堪らない。
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映画の中では、東京から来たダンス講師『平山まどか』松雪泰子役 が会社から与えられた家。実在する社宅。
酔いから冷めた松雪さんがあまりにも田舎だったため「なんなのここ~~??」と叫んでいる。
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そして選炭場の遺構
これを探すのに何度通ったことか・・・(涙)
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ちょっと山に入って付近を散策すると・・・来たーーーーっ!!
神の山坑口 デ・デカイ!!
炭鉱の坑口は、他の金銀銅の鉱山と違ってメタンガスを発生している為、爆発が起こる危険性があるので、閉山時には必ずコンクリートで出入り口を固めた。
当然、採炭していた炭鉱夫は、落盤だけでなくガス中毒とも隣り合わせ。常に危険にさらされていた。だから炭鉱の坑道にはよくカナリアをカゴに入れて飼っていたそう。いつも鳴き続けているカナリアが鳴かなくなったらガスが出ているという合図だったようだ。
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大津港駅(炭鉱が栄えていた頃の駅名は関本駅だった)から選炭場まで続いていた廃線跡
ここを毎日のように石炭を積んだトロッコが往復していたのね!見たかった・・・
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大津港駅から神の山地区に行く途中にある当時流行った商店街跡
給料日になるとこの付近は炭鉱夫で溢れていたらしい。
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酒場 まるふく
パチンコ 関本娯楽場
関本履物店
大衆食堂 二楽・・・

こういう風景を見ると栄えていた当時のことが想像され胸がキュンとなる。
どうかいつまでも解体されないことを祈って止まない。

さて 次の探索はいつにしようかな・・・♪
2012.07.10 Tue l 常磐炭鉱 l コメント (5) トラックバック (0) l top
今日・明日とお仕事はお休み。
ん~ 明日は違う大仕事が待っている。しばらくは忙しくなりそう{%ダッシュhdeco%}

さてさて ある時私は、TUTATYAでレンタルDVD『フラガール』を借りて見た。
内容も感動したが、何よりそそられたのが、撮影場所やロケ地等がすべて当時のものを使っていたということ。

わずか数秒しか写ってないけど、当時の選炭場や坑口 炭鉱住宅・食堂・世話所・・・もう~行きたい衝動に駆られてしまった。幸いなことに???常磐炭鉱は、北茨城から福島に渡り採炭されていたようで、栃木からは2時間ちょいで行けてしまう。
ということでホントに行ってしまった(^▽^;)

常磐炭鉱は 1850年代に採炭が始まり昭和51年に完全閉鎖された。
先でも紹介したが、北茨城から福島に渡りかなり広い地域で採炭されていた為、『常磐炭田』と呼ばれ、各地域に、「第○坑」「○○坑」など別々の名前が付けられ、坑口・選炭場・炭鉱住宅・施設などが作られ、独立していたようだ。

この日行ったのは、常磐炭鉱『中郷坑』 北茨城市に存在する。これが全くの最初の訪問だった。

貯炭場基礎部分。この基礎部分の上に巨大な工場が建っていた。
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選炭場ホッパー
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少し道なりに進み石岡トンネルを抜け、奥に入ると『世話所』があった。炭鉱夫さん達は、ここで組内の集まりや、その日の仕事の打ち合わせをしたり、お給料をもらったり・・・時には、組合長さんをはさんで離婚の調停などということもしていたようだ。
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年代物のボンボン時計。時刻は1時29分 なんか意味があるのだろうか・・・
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炭鉱住宅。そして炭鉱住宅のそばには必ずと言っていいほど、お決まりの床屋さんと学校がある。いい環境でしたね!

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これ以降 私は常磐炭鉱施設にすっかり魅了され、茨城から福島県のいわきまで、何度となく常磐炭鉱関連に足を運ぶようになる。

2012.06.28 Thu l 常磐炭鉱 l コメント (5) トラックバック (0) l top